
YWCAは、Young Women's Christian Association (キリスト教女子青年会)の略で、1855年、イギリスのロンドンに始まりました。 本部はスイスのジュネ−ブにあり、世界109ケ国以上に広がる国際的な組織です。
キリスト教精神に基づき、神の前では、人種・民族・国籍・信条・宗教の別なく、すべての人は等しく存在することを理念とし、世界の正義と平和のために努力しています。
日本においては、1905年に日本YWCAが創設さました。ことに、第2次世界大戦後は、戦争への反省に立って「平和を実現する人々は幸いである。(マタイによる福音書)」をテ−マに北海道から沖縄まで26市の地域YWCAと30校の中学・高校でも活動が続けられています。
神戸YWCAは、1920年に創設され、海外移住のための職業訓練やリ−ダ−シップ養成に早くから着手し、女性の自立と社会参加をサポ−トしてきました。
今日では、生涯学習、社会教育、地域福祉、青少年育成、国際理解と国際協力、人権擁護のためにさまざまなプログラムを企画し、ボランティア活動の拠点となっています。
神戸YWCA学院は、YWCAの活動の中から生まれ、特に外国人への日本語教育とその指導者の養成の歴史は、創設期から数えると40年を越えています。 常に、「共に生きる世界の実現」をめざして「ことば」の教育に携わってきました。地球的視野をもった多くの優れた人材を育て輩出する、全国においても類をみない語学教育・日本語教育の機関です。
「国際」
創立時は、海外に移民する婦人のために語学と生活習慣の訓練所を開設して渡航する子女教育に当たっていました。国際都市神戸にあっては外国人との交流および日本語教育が望まれ、多くの留学生の日本語教育に携わってきました。
そして、彼らを支援するグル−プ「留学生友の会」が始まり、心の交流を基本にした日常的な関係を重視して、ガレ−ジセ−ルなどを開催し、不況下で苦しむ留学生の日本での生活の支援を行ってきました。
専門学校の返上に伴い、現在はIWA(International Women's Assistance)が日本に住む外国人女性の支援として、月に2回IWAカフェを開いたり、お弁当教室や、チャリティコンサートを開くなどの活動をしています。また日本語コースに短期研修で訪れる海外からのゲストのアテンドやホームステイ、ホームビジットにも協力しています。