神戸YWCA機関紙

   


 2007年度8月号トップ記事

世界YWCA総会に参加して   
   
 6月30日から7月12日までケニアのナイロビで開催された「世界YWCA総会・国際女性サミット(IWS)」に参加。世界の仲間と課題を共有し共感し合って大いにエンパワメントされた。 
   
  総会の企画・運営について知ることから私の旅は始まった。「若い女性のためのリーダーシップ養成」を目的とした「準備会」は250名、世界総会1500名、IWSは2100名という規模。参加者の満足感と目的達成に取り組む総会準備委員会の大変さと意義について考えさせられた。
  総会では、ムシンビ・カニョロ総幹事やニャラザイ・グンボンズバンダ新総幹事のスピーチからYWCAの活動が世界につながっていることを改めて感じた。また参加者との交流からもエンパワメントされた。活動についての悩みを話すと共感の連続。私の課題であった「YWCAとして実施すべきミッションは何か?」についても、対話から「自分たちが必要と感じることをする。活動は女性や子どもの権利、生活、平和と多岐に亘るが、目指しているのは誰もが住みよい社会」と答えを得ることができた。 総会中の日本YWCAの活動への参加も大きな喜びであった。ソコニ・マーケットではTシャツや葉書を活用した憲法9条を護る意思表明、風呂敷活用紹介から「環境問題」への提案、HIV/AIDSにおける取り組みの紹介などを行った。またワークショップでは原子力問題を取り上げた。広島・長崎からアメリカのネヴァダ、マーシャル諸島、セミパラチンスクなど世界における原子力の脅威を紹介し、参加者が平和のためにできることを考え、多くの方から共感を得ることができた。この企画力は今後の神戸YWCAの活動にも取り入れたい。

 そして総会で原子力問題にYWCAとして世界的に取り組む必要があることを石井会長が勧告し、決議された瞬間の感動!世界YWCAに日本も参画しようという雀部さんの常任委員へのチャレンジにも励まされた。 IWSに参加し、政治・経済・医療・保健・福祉、地域コミュニティ、女性の権利など全ての問題がHIV/AIDSに相互に絡んでいることを思い知らされた。問題を広く把握、共有し、多くの機関と連携を取った対策の必要性を感じた。

 またナイロビで2番目に大きいスラム「キコンバ」を訪れる機会を得た。貧困、衛生状態に問題を抱える生活に触れ、全ての子どもたちに自由に世界へ飛び出せる翼を持たせてあげたいと痛切に感じた。

 この貴重な経験を与えてくださった神戸YWCAの皆さまに感謝します。皆さまからいろいろな形でいただいたエールが、この旅の間中、私の背中を押してくれました。本当にありがとうございました!  
(松本 光代)  
ケニア・ナイロビ世界YWCA総会2007 レポートTはこちら

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